JBブランドマーク
JB(ジョイント・尾州)ブランドマークコンセプト
このマークのコンセプトは、
-尾州産地のジョイントが世界のファッションの価値創造を触発する=『触発保証』です-
尾州産地とJBブランド
日本のほぼ中央に位置し、愛知県の尾張西部と岐阜県の羽島地方にまたがる尾州毛織物産地は、木曽の清流と温和な気候、風土に恵まれ、古くから繊維産業の発展に大きく貢献してまいりました。
当産地の織物の歴史は古く、すでに平安時代(8~12世紀)に錦綾を産したと伝えられ、江戸時代(17~19世紀)には結城縞、寛大寺縞などの縞木綿や絹織物の生産地として広く知られていました。
明治以降は織物生産も逐次工業化され、洋服地を中心とした毛織物工業へと急速な発展をとげ、現在では各種素材の織物をはじめ相互に関連する紡績、撚糸、染色、製織、整理から縫製まで一貫生産する総合的なファッション産業基地として世界に知られるようになりました。
歴史ある尾州産地において「ジョイント・尾州ブランド」は、一宮地場産業ファッションデザインセンターを拠点に、人材育成、トレンド情報の提供、新商品の開発などを図るとともにJB(ジョイント・尾州)東京展の開催や、パリ・上海などでの展示会への参加など、繊維産業の将来を見据えた積極的な事業展開を行ってまいりました。
※このたび、この推進を担ってまいりました「一般社団法人ジョイント・尾州ブランド」が、尾州産地をグローバルにPRし、海外の有名ブランドにも認知され、所期の目的を達したため、平成26年6月30日をもって解散するに至りました。
関係の皆様には多大なるご支援を賜り、深く感謝いたしております。
今後は、FDCにおいて、JBで培った海外事業を推進してまいります。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
平成26年9月 MU(ミラノウニカ)に出展しました。
JBブランドマークについて
- まず、全体構成は柔らかなテキスタイルをモチーフに、ファッションに関わる人々のインスピレーションを刺激する形を追求しております。
- いくつかのウェーブは、紡績、撚糸、染色、製織、整理など産地の企業群の融合やアパレル企業などの川下産業との共生、ジョイントや消費者との触れ合いを表しています。
- また、上と下の5本のウェーブは、尾州の匠の技を作る手を表し、上と下が触れ合うこと=触発により生まれる価値創造力を赤いウエーブで強調しています。
- さらに、図形の上昇スパイラルに産地発展の願いを込めております。
- 商標登録番号第5075519号